失うものは価値が大きい

人は、得られるものよりも、
失うものの方が価値が高いと感じる。

その心理は『損失回避の法則』として、
証明もされている。

要するに人は、メリットを得るよりも、
リスク回避を優先させるってこと。

 

例えば、1万円を得ることよりも、
1万円を失うことを避けたり、
恋人ができた喜びよりも、
別れた悲しみの方が大きいのも、
この損失回避の法則によるものかも。

好きなことをしたいけど、
安定した生活を捨てれないのも、
節約をして貯金するのも、
人間としては自然な判断なのかも。

 

 

得られるものと失うものが何かは、
人それぞれの価値観によって変わる。

夢を追うか追わないかの判断の場合、
失うものは何か、考えてみて。

 

安定した収入、世間体、多数派の安心感。

それらを思い浮かべた人は、夢を追わない。

 

理想の未来、本当の気持ち、希望や感動。

それらを思い浮かべた人は、夢を追う。

 

自分にとって、失うものは何か。

それは、言い方を変えれば、
自分にとって本当に大切なものは何か、
という表現もできる。

失うものの価値の方が高いなら、
失いたくないものは、
大切なものということになるから。

 

 

ただ、難しいのは、失わない為の選択が、
本当に正しいかどうかは分からないよ。

例えば、安定した生活を失いたくなくて、
今の会社で働き続けたとする。

でもその内、会社が倒産して、
無職になって、安定した生活を失うかも。

 

何が正解だったかなんて、
あとになってみないと分からないけど。

この場合は、早く会社に見切りをつけて、
転職した方が正解だったと言える。

生きる為に仕事をしていたのに、
仕事中の事故で亡くなる人もいる。

正しいと思っていた判断が、
結果的に間違いになることは、珍しくない。

 

だからさ、あんまり考え過ぎたり、
悩み過ぎても意味ないかもよ?

やりたいことやって、問題が発生したら、
その時に対策を考えて実行すればいい。

あれこれ悩んだり考え過ぎないで、
さっさと青春しちゃおうぜ!

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