働く理由

月曜日の朝は、気が滅入る。

休日は、本当の自分でいられるし、
希望や理想を持っていられる。

真剣に悩む時もあるし、
将来のことを考えたりもする。

でも、平日の仕事になると、
しがないなーって思う。

 

仕事中に言われることや言うこと、
全てが本当はどうでもいい。

こんなことに、どれだけの時間を、
費やし続けてるんだろう。

勿論、良いことも沢山ある。

青春同好会だって、
この会社の社員が大半だし。

プライベートで遊ぶ友達もできた。

マネジメントスキルも身に付いた。

それでも、ここで働き続ける限り、
未来に希望が見えない。

今の会社がダメってよりは、
自分の思い描く未来の通りでないと、
きっと満足できない。

 

いくら考えてみても、悩んでも、
結局変わらないことばかりで。

常にどこか不満を抱きながら、
それでも何か変えなきゃって、
誰にも知られず、もがいてる。

嫌だ嫌だって思いながら、
やるべきことをこなす。

こんなんじゃない。ここじゃない。
これじゃあ何も変わらないって、
思う間にも、時間は流れていく。

大人になると、意志とは関係なく、
やるべきことが溢れている。

それらをこなしている間に、
寝る時間がやってくる。

寝て起きたら、また仕事が始まる。

そんなしがない日々の循環。

その循環の繰り返しにより、
歳を取っていく。

休日にいくら楽しんだって、
笑ったって、喜んだって、
仕事が始まれば、自分を失くす。

それが仕事モード。

多くの大人がしている切り替え。

それは正しいことで、そうあるべき姿。

多くの人にとって、
社会に貢献するということは、
社会の歯車になるということ。

本当の自分を隠して、
仕事にふさわしい自分に切り替える。

そうしないと、生活していけないから。

 

好きで楽しい仕事をすることは、
とても幸せなこと。

更に、高い年収を得たり、
自由な時間を確保できれば、最高。

でも、そこに到達する為には、
人並外れた才能と努力が必要。

だから結局、社会の歯車になることは、
辛く、苦しいことの繰り返し。

 

皆、必死に戦ってる。

ふさわしい自分を演じながらも、
本当の自分を見失わないように、
負けないように、頑張ってる。

時に自分を犠牲にして、時に自分を貫く。

人は、働く為に生きてるわけじゃない。
幸せに生きる為に働いてる。

だから、幸せになれないのなら、
働く意味なんてないんだ。

 

自分をないがしろにするのはやめよう。

ただ耐えるのはやめよう。

自分の進むべき道から、
外れないで歩いて行こう。

正しさや義務ではなく、
自分の心が求める何かを、
一番大切にして、生きていこう。

自分らしく。まっすぐに。

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