人生最大の過ちから得た大切な学びを伝授します

俺は計算が得意で、仕事や日常生活で導き出したい数字があれば、よく計算をしている。

学生時代は数学が一番苦手な科目だったけど、大人になってスロットのシュミレート値などを計算するようになってから、自然と計算力が高まっていった。

 

そして発想力も豊かなので、よく仮説やアイディアが思いつくし、自他共に認める「打てば響く」ような人間だと思う。

計算もそれに似ていて、実際の演算はシンプルなんだけど、公式を導き出すのが得意なので、結果的に計算が早いように見える。

 

にも関わらず、7年間もブラック企業で働いたり、フリーランス1本で活動している時に多額の借金を背負うという失態を犯した。

その大きな原因は2つあって、ひとつは現実から目を背けたことで、もうひとつは悪い意味でポジティブだったから。

 

今回のブログでは、今後の自分がまた同じ過ちを犯さないように、そして読者にも間違った選択を回避してもらう為にどうするべきかを綴っていきまーす☆

 

 

まずひとつ目の、現実から目を背けたことについて。

これはシンプルに、勇気と自信がなかったから。

かなり受動的だったとも言える。

 

正社員は月給で給料を受け取ることが多いけど、実質的な時給は「(月給×12+ボーナス)÷(365-年間休日数)」で日給を割り出した後に、労働時間で割れば導き出せる。

残業代は含めずに計算してね。

 

ちなみに俺がブラック企業で働いていた時は、月給18万円のボーナスが年間36万円で、8時間労働の年間92日休みだったので、「(216万+36万)÷273日=日給9230円」になる。

そこから8時間で割ると、時給1153円という結果になる。

 

細かい業務内容は割愛するけど、かなりの激務で無給での時間外労働も多々あったので、完全なブラック社員だったなw

「本当に貴重な時間を無駄にした」と後悔している。

 

でも一番悪いのは自分自身で、こんな簡単な計算もせずに働き続けたのがいけなかった。

できるのにしなかった。

転職という簡単な選択を選ばなかった。

 

 

フリーランス1本で活動していた時も、収入に対して出費の方が何倍も多かったのに、借金をしてごまかしてた。

返済する為にどれだけ苦しくなるのかを計算してなかった。

ちゃんと計算していれば、持ち金が尽きる前に対策できたのにね。

 

 

 

さらに致命的だったのが、二つ目の悪い意味でポジティブだったから。

それもある意味、現実から目を背けたことにもなるんだけど、ブラック企業に対して「これだけ頑張ってるんだから給料上げてくれるだろう」と期待してたし、借金してでも突っ走ることで、心から真剣になれたり、周りから注目されて応援されると思ってた。

 

でも実際は、給料はずっと初任給のままだったし、借金をしても真剣になるどころかお金に対する心配や不安でいっぱいになったし、周りも特に良い方向には変わらなかった。

これも受動的な考えで、「給料を上げてくれるだろう」「真剣になれるだろう」「応援してくれるだろう」というポジティブな期待によるものだった。

 

でもそのポジティブには根拠がなく、デメリットやリスクを考えてなかった。

なので結果的に、全てが悪い方向にいってしまった。

 

 

それらをまとめると、結局「気持ちだけで突っ走るのは大変危険」ということになる。

気持ちは大切だけど、気持ちだけじゃダメ。

感情と同じくらい、現実や論理も大事。

 

みんな欲しいものやしたいことがあるけど、どこかで妥協したり、折り合いをつけたり、我慢したりする。

 

例えば、海外旅行に行きたいとして、20万円の費用がかかるとする。

正しいのは、当たり前だけど20万円貯めてから旅行に行くこと。

間違ってるのは、無計画な借金をして旅行に行くこと。

 

そして人は、お金や時間を捻出する為にどうするか考えて行動する。

それができないと、大抵は痛い目に遭う。

 

夢がないように聞こえるかもしれないけど、まずは身の丈にあった範囲で色々やるべきだと思う。

そうしないと、できることが少なくなる可能性が高い。

 

好きなことをしたり、欲しいものを買うのは、やるべきことをやってから。

やるべきことをやり続けて、好きなことも沢山できるようになろう。

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