昨日、ある相談を受けた。

相談者は、現在24歳。大学卒業後、社長秘書として働いているが、退職を考えている。

「本当は、犯罪を犯してしまった未成年の心のケアをする仕事をするのが夢だった。でもその為には臨床心理士の資格が必要で、大学院に通わなければいけない。大学は卒業したけど、大学院には親の反対もあって行かなかった。だから夢を諦めた。」

という相談内容だった。

このケースのように、やりたい仕事や夢を諦めた人は、沢山いる。

でも本当にそれでいいの?

後悔しない?

 

目的と手段を分別しよう

上記のケースを例に、解説を進めていくね。

目的は、内容によっては夢と同じ意味になる。

まず、この話における『目的』とは何か。

それは『犯罪を犯してしまった未成年の心のケアをすること』。

素晴らしい夢だと思う。

多くの人は、『被害者を救いたい』という気持ちを持つ。

しかし、『加害者を救いたい』という気持ちを持てるのは珍しい。

一般的には、被害者はかわいそうで、加害者は悪者ってイメージだから。

でもこの相談者は、加害者も1人の人間として尊重している。

ちゃんとやり直せる。変われるって信じてる。

加害者も傷ついて、苦しんでると思ってる。

本当に心の優しい人だと思う。

この夢は、是非実現して欲しい素晴らしい夢。

 

次は『手段』が何かを考えてみよう。

まずは相談者の考えから解析をしていく。

1.目的達成の為の手段は『臨床心理士になること』。

2.その為の更なる手段は『大学院に通って資格取得をすること』。

3.大学院進学(手段の手段)が実現しなかったから、目的達成も諦めた。

これはよくある思考パターン。

建物に例えるなら、1階に入れないから2階と3階にも上がれない、という考え方。

入口が1つしかないと限定してしまうから、その答えに辿り着く。

ひとまず、これで相談者の目的と手段の分別が完了。

 

手段はピラミッド型

『手段の為の手段』の存在も、きちんと認識しておこう。

今回のケースの場合、大学院に進学する為の手段は、
『親を説得すること』だったと、相談者は考えていた。

では、『親を説得する』為の手段は、何だったのか?

1.大学在籍中に、優秀な成績を残す。

2.もっと真剣に話合う。

3.学費を、社会人になってから返済する約束をする。

4.進学する為の条件を聞き出し、条件を飲む。

このような案がある。

相談者は、いずれの手段も取らなかった。

諦めが早かったね。

 

ここまでのピラミッドを整理すると、

≪目的≫犯罪を犯してしまった未成年の心のケアをする。
≪手段1≫大学院に進学する。
≪手段2≫親を説得して進学を認めてもらう。
≪手段3≫大学在籍中に優秀な成績を残す等。
(≪手段4≫勉強する時間を増やす。)

という形になる。

このように、目的と手段はピラミッド型になっている。

そして下の層になればなる程、選択肢は多くなる傾向がある。

それらを組み合わせていくと、同じ目的でも、
辿り着くまでの道のりには、数えきれない程のパターンがある。

 

可能性は無限大!

日本は、とても恵まれた国。

あらゆる自由と選択が用意されている。

だからこそ、迷って立ち止まってしまうんだけどね。

 

できない理由を探すのは、結構みんな得意だと思う。

それも長所の内。でもそこで終わりにしてはいけない。

できない理由を見つけたら、その理由を破壊する方法も考えよう。

考えても答えが出なければ、色んな人に相談したり、情報を集めよう。

そして答えが見つかったら、あとは実行あるのみ!

 

具体的な戦略案

ここまで、相談者の過去の体験について話を進めてきた。

ここからは、俺が考える『これからの戦略案』を記すよ。

 

1.臨床心理士になる必要はない

『犯罪を犯してしまった未成年の心のケアをする』為には、
必ずしも臨床心理士になる必要はない。

勿論、公的な企業や病院で働く為には必須資格だけど、
それもあくまで数ある手段の内の1つに過ぎない。

臨床心理士にならなくてもいいなら、
夢を諦めた理由の『大学院に進学しなかった』が消える。

諦める理由がなくなったんだ。もうやるしかないぜ?

『できない言い訳』ができないからな!(笑)

 

2.手段提示

何よりもまず、『犯罪を犯してしまった未成年の心のケア』ができる人になる必要がある。

その為の手段は、勉強と経験を積み重ねること。

これは、どんな夢を実現させる為にも、共通して必要なこと。

毎日、小さなイチを足していくんだ。

大丈夫。この相談者は、一番大切な『心の優しさ』を持ってるから。

 

大学で心理学を専攻しているから、普通の人よりは既に高いスキルを持ってるはず。

実際、『心理カウンセラー認定士』の資格は持ってるみたいだし。

勉強には、大学で専攻した心理学を復習するも良し。

家庭環境や学校環境のデータを集めたり、調べたりするのも良いね。

ネットの質問コーナーで、未成年の悩みや相談を見たり、答えるのも良いね。

 

そして大切なのは、情報発信をすること。

実際に、相談者が俺に相談してくれたから、こういうこと言えるわけだし。

無料ブログでもSNSでも何でもいい。

保護者に向けての情報発信と、未成年に向けての情報発信と両方が良いね。

保護者も巻き込むのは、救うための協力者は多い方が良いし、身近な人の方が影響が大きいから。

自分が頑張ってること、出来るようになったこと等を、どんどん発信して伝えよう。

そうすれば、相談されることもあるかもしれない。

お金をもらえなくても、それは立派なクライアント。

『犯罪を犯してしまった未成年の心のケア』をするチャンスなんだ。

成功したら、たった1人だとしても、夢を実現させたことになる。

信頼と実績を積み重ねていけば、クライアントは1人、また1人と増えていく。

ワクワクするよね。夢が実現するのは!

 

すぐには難しいかもしれないけど、本を出版するのも良いね。

自分の考え、学んだこと、経験したこと、想い等を詰め込むんだ。

本を出版しなくても、ブログで発信していこう。

 

これらの手段は全て、働きながら空いてる時間でできる。

やろうと思えば、お小遣い程度の金額でできる。

時間は使うけど、リスクはないよ。

 

青春しようぜ!

青春の定義は『仲間と一緒にやりたいことを真剣にやって、感動を生み出し、最高の思い出を作ること』。

青春する人が1人増えるだけで、小さくとも世界は変わる。

相談者から「自分も坂本さんみたいに青春します!」と言ってもらえた。

俺の夢は『1人でも多くの人に1秒でも多くの時間を青春してもらうこと』。

そう、俺も小さくとも、夢を実現させた!嬉しい!

 

この記事を読んでいるあなたにも、本当はやりたいこと・好きなことがあるはずだよ。

ないなら探そう。あるなら、目的と手段を明確にして実行しよう。

そして世界を変えるんだ。

あなたはその為に生まれてきた。

さぁ、出番だよ!