起業断念

2015年11月14日。

年内の起業を、断念せざるを得なくなった。

その原因に、彼女とのいざこざは関係ない。

言い訳はしない。全て自分の実力不足。

起業自体を甘く見過ぎていた。

以下に、その理由と原因を記す。

 

収益性が確保できない

起業と言っても色々な業種があるが、

俺がやろうとしてる事業なら、誰でも起業できる。

資金・資格・許可等も、特に必要ない。

起業を宣言した約1年前は、

そんな甘い考えで、2015年内の起業を目標にした。

しかし、事業としてやっていく為には売上が必要。

副業でお小遣い稼ぎ程度なら、起業する意味はない。

正社員として働きながら、空いた時間でやればいい。

実際、副業でバイトしてる人も沢山いる。

俺が断念したのは、起業というより、

正確には、「収益性のある」起業の断念だ。

なぜ、収益性を持てなかったのか。

 

コンテンツやサービスが未作成

クライアントがお金を払うような、

コンテンツやサービスが作れなかった。

この約1年、ずっと考え続けて、

構想では、何個か作ることができたけど、

実用までは至らなかったり、

現状では不可能なものばかりだった。

そして、例え実際に用意できたとしても、

収益を生む事は難しい。

 

アクセス数が低過ぎる

元々アメブロは、何となく始めただけだった。

途中からは、自社サイトのシミュレートとして、

ブログを気が向いた時に書いていた。

俺があえて自分から他人に関わらないのは、

自社サイトの場合、こういうコミュニティはなく、

自分の記事やコンテンツのみが存在し、

ゆえに閲覧者は、一方的にサイトに訪れるから。

アメブロは自社サイトのシミュレートだから、

自然に任せたアクセス数を知りたかった。

そのアクセス数が、ずっと低くて、

現状の厳しさを思い知った。

 

サイト制作が遅すぎた

自社サイトを制作したのは、11月初旬。

まだ記事数も少なく、あくまで設置しただけで、

サイト自体、まだ半分くらいしか完成してない。

俺の事業の場合、何をするにも、

まずは自社サイトへのアクセス数が必要。

その内の数%の人が、クライアントとなる。

これは、ネット集客を主にした事業全般に言える事。

11月半ばで、まだサイトが完成すらしていないのに、

高いアクセス数を得ることはできない。

その為、収益性も生まれない。

むしろ俺のサイトに辿りつく事すら困難だと思う。

 

結論

色々書いたけど、簡単に言うと、

まずは良質なサイトを制作して、

アクセス数を上げる事から始める必要がある。

広告収入を得るとしても、それは絶対条件だ。

できればそれまでに、コンテンツやサービスを作る。

それは、すぐにできる事ではなく、

毎日地道に頑張って、コツコツ上げていくしかない。

起業に至るまでには、

まだまだ積み重ねと準備が足りなかった。

気持ちだけじゃ、成し遂げられない。

武器を持たずに戦場に出ても、勝てない。

無謀は破滅へと繋がる。

俺にはまだ、起業する資格はない。

趣味で楽しんで、自己満足するレベル。

社会は、そんなに甘くない。

 

でも、夢は夢

かと言って夢を諦めたわけじゃない。

というか、一つの提案として、

副業や趣味でやっていくのもありだと思った。

「一人でも多くの人に一秒でも多くの時間を青春してもらう」

「ウォーターボーイズを超える青春をする」

それらの夢に、収益性は関係ない。

むしろ、収益を生まなくてもいいからこそ、

より多くの人に影響を与えたり、

内容に制限がかからないとも言える。

SNSのように、日々情報発信して、

たまにオフ会やイベントやセミナーをしたり、

うまくいけば講演とか出版とかできたらいい。

お金はお金で、起業とは別で沢山稼げばいい。

起業準備の時間確保を理由に、

残業するような労働を避けてきたのも事実。

転職も、副業バイトも、選択肢から外していた。

起業を断念することによって、制限がなくなり、

逆に夢の実現には近づいたような感覚すらする。

勿論、これからも勉強や構想も進めるけど、

まずは自由に、制限なくやっていこうと思う。

今まで、収益性がないから却下していたものもあったし。

もっと自由にやってみる!

まずは、副業バイトのWEBライターから始めてみる!

それが今一番早く収入を上げる方法でもあり、

自分の求めるスキルアップにもなるから。

時には、捨てる事・諦める事も大事な時がある。

 

それが、夢への新しい第一歩。

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