大量の魚を手離したことで広がった金魚水族館の新しい構想

先日、無事に大量の金魚とメダカと飼育用品を丸敏養魚場さんに引き渡し、スムーズに売れたのでひと安心。

丸敏さんにもお客さんにも心から感謝してる。

ありがとうございました。

 

これにて飼育規模の大幅縮小に成功し、引っ越し最大の難関を突破した。

あとは予定通り今週末にベッドや冷蔵庫などの家具家電を引き取ってもらえれば、退居したも同然の状態になる。

色んな人たちに協力してもらったおかげで順調に進んでる部分も大きいけど、常に最適解を考えて選び続けながら計算し、そのどれもが的確だったことも大きいので、自分も褒めてあげたい。

 

しかし魚が少ないと寂しい。

まだ日が経ってないせいもあるかもしれないけど、気持ちだけで言うとやっぱり繁殖させたいし、かわいい魚や綺麗な魚を沢山飼育したい。

 

でも今はそれをするべき時ではないと判断したので、後悔はしてない。

今は飼育規模縮小が最適解で、魚に費やす時間と労力を削り、制作活動に時間と労力を投下していく道を選んだ。

魚関連はひと通りやりたいこと全部できたのもあるし、逆に制作関連は実行できてないことだらけなので、気持ちに流されず正しい判断ができたと思う。

 

そんな考えと想いの元、再浮上してきた構想が金魚水族館。

今の部屋を退居することで直近の実現は不可能になったけど、大量の魚を飼育したり繁殖させるには、やはり金魚水族館を立ち上げて収益化する道以外ないと判断した。

以前のようにワンルームのアパートで大量の魚を飼い、プライベートを過ごしながら制作活動もするライフスタイルは嫌だけど、プライベートだけ別の場所なら全然良い。

 

つまり魚の飼育スペースと制作場所は同じでも良いので、金魚水族館の一部をワーキングスペースとして確保し、人を招き入れつつ作業もできる場所を作る。

そもそも金魚屋ではなく水族館なので、接客はあまり必要ないし、呼ばれればいつでも対応できる。

一部の水槽は販売用にしたり、金魚すくいも用意するけど、それでも店員が必要になるタイミングは少ないだろう。

 

コロナ対策と同時に、ゆっくり見てもらえるように完全予約制にすれば当日の空き時間も把握できるので、予約状況に合わせて自分のスケジュールを組むことができる。

2階が自宅で1階が金魚水族館なら、移動もほぼないのでコスパ最高。

 

そして大量の魚のお世話をするとなると、沢山の時間を費やさなきゃいけないんだけど、その問題は人の手を借りることで解決可能。

魚のお世話は自分でもできるので、常駐雇用ではなくたまにバイトに来てもらう形でもいい。

それなら費用はかかるけど、制作時間を削ることなく運営できる。

 

完全予約制なので、基本的にはお客さんと自分しかいない空間になるから、俺と話したい人も来てくれるかもしれない。

お客さん同士の繋がりを作るキッカケとして、たまにオフ会みたいなイベントを開いて楽しむのも良い。

 

とまぁこんな風に構想は良い感じで広がっているんだけど、肝心なのはコストとリスク。そして今するべきこと。

金魚水族館を設立するなら、どこかの物件を借りることになる。

そしてそれなりの日数を開店しなきゃいけない。

となると独立は必須条件だし、大きな固定費が発生する。

 

更に金魚水族館にいる時間を確保する為に、外で活動する仕事を辞めなきゃいけない分、収益が減少する。

ここで要になるのが集客で、沢山の人たちが訪れてくれれば収益が高まってビジネスとして成立するけど、逆にほとんど誰も来なければ赤字になる。

そんな一か八かの賭けには出れないので、金魚水族館を設立するとなると、金魚水族館に誰も来なくても生活できるくらいの収益をその他の仕事で稼ぐ必要がある。

 

例えば生活費が月13万円で、金魚水族館の固定費が月10万円だとするなら、合計23万円の月収があれば成り立つ。

収益源の条件としては、外で活動する仕事ではないこと。

つまり会社勤めもできないことになる。

 

生活費である月13万円は、独立のボーダーラインでもあるんだけど、会社勤めしていれば楽勝に稼げる金額だし、制限なしで制作や活動した場合も現実的な数値。

でも月収23万円かつ会社勤めなどできないなどの制限があると、難易度はかなり高くなる。

 

なのでリスクをできる限り少なくして金魚水族館を設立する場合、段階を踏む必要がある。

まずは個人で自由に制作や活動をした上で、月13万円以上稼げるようになること。

そうなれば会社の給料がなくても生活はしていけるし、会社勤めに費やしていた時間を制作や活動に投下することで、更に収益を高めることができる。

 

その次の段階は、独立した上で外に移動しなくてもできる制作や活動だけで月23万円以上稼げるようになること。

そうすれば金魚水族館の収益がなくても固定費を支払えるので、金魚水族館の運営と生活の両方を維持できる。

 

つまりやるべきことや目指すことは変わらないけど、独立後の新しい構想が生まれたことになる。

そこまでの道のりはまだまだ長いから、きっと時間もかかるし、その間に世界も自分も変わっていくので、いつどうなるかは分からない。

でも自分が進む道の先が広がったのは嬉しい。

 

ということで、決意も新たに今日も頑張るぞー!

魚を取り戻す戦い開始!

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