絶望の四面楚歌(前編)

本格的な絶望が近づいている。

有給消化後、無職になって2週間。

自由の身になってからは1ヶ月。

いまだに、収益の見通し立たず。

アテにしてた在宅ワークも、
ロクな仕事がなくて、する気になれない。

このままだと、早くて8月には、
全財産を失いかねない状況。

自分の実力不足と努力不足を、
痛い程思い知らされてる。

 

相談

でも、これを待っていた。

こんなに追い詰められたのは、
本当に久しぶり。

凄くアセってるんだけど、
正直、どこかワクワクしてるんだ。

本当に死ぬかもって状況になって、
自分の精神や脳が、
必死に生きようとしてるのが分かる。

余分なことが、邪魔をしなくなってる。

「めんどくさい」とか、
「どうにかなる」とか、
「あとでもいい」なんて、
言ってる場合じゃなくなる。

何かや誰かのせいにしてる間もない。

自分の浅はかさや現実を思い知って、
無駄なものやできてないこと、
優先順位の間違いや時間の大切さを、
嫌というほど考えさせられる。

適当でも普通に生きられた日々は、
もうとっくに抜け出していて、
退路なんかなくて、戦うしかない。

こんな状況が、青春の芽。

絶望の華が咲くか、青春の桜が咲くか、
未来への分かれ道が、今目の前にある。

 

情熱

 

多くの人は、好きなことを仕事にしないし、
夢がなかったり、諦めたりする。

その理由のほとんどは、自信がなかったり、
生活していけなくなるから。

だから、普通の生活を送れるように、
嫌な仕事を我慢しながら続ける。

でも、更に一番しんどいのが、
夢を追ってるのに叶わない人。

人並の生活も送れず、夢も叶わず、
何も報われないまま時が過ぎ去り、
色んなものを失いながら苦しむ。

今の俺は、そんな未来へ続く道を、
歩き続けているのかもしれない。

本当の地獄は、まだまだこれから。

 

続く。

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