子供のいない田舎3

桜

田舎は土地が安くて広い。
そして、人が少ない。

観光地になれる地域もあるけど、
どの田舎も名所があるわけじゃない。

でも、利用価値はある。

例えば、今回散歩した田舎は、
学校に通う子供がいるような
普通に生活できる地域から、
車で30分程度で行くことができる。

毎日の移動だと不便だけど、
たまになら、来るのが苦じゃない距離。

だからいっそのこと、
イベント会場にしちゃえばいいと思う。

人が少ないから、騒ぎやすいし、
人が集まっても、問題が起きにくい。

土地も安くて広いから、
利用者側からしたら、利用しやすい。

現に俺達フットサルチームも、
田舎にある体育館を、
4時間1000円で貸してもらっている。

そこも、俺の会社から、
車で20分程度の所にある。

低いコストで利用しやすいから、
参加費も安くできる。

そうすれば、参加者も増えやすい。

 

更に田舎に行けば分かるけど、
普段生活している地域とは、
世界観とか感覚が違う。

ちょっと異次元というか、
タイムスリップしたような感覚。

別世界にいる感じがするんだよね。

だからこそ、新鮮な気持ちになれるし、
いつもの自分とは違う開放感がある。

楽しそうで珍しければ、
人は苦労してでも来てくれるはず。

 

そして、雇用も生まれる。

働く人が必要なら、
住みたいと思う人が増える。

今はネット時代だから、
田舎でも宣伝や拡散ができる。

大自然に囲まれたフットサルコートとか、
安く借りられるなら、やりたい人はいる。

更に近隣に銭湯とか食事処を作れば、
関連事業も展開できる。

安くて広い土地だからこそ、
店内や駐車場も、少ないコストで、
広く、大きくできる。

田舎だからこその、和食や郷土料理も、
人気が出るかもしれない。

平日の仕事の疲れを癒す為に、
リフレッシュしにくる人もいるだろう。

 

こんな風に、田舎は田舎だからこそ、
利用価値や可能性も秘めている。

実現させる為には、
多くの人と時間を要するけど。

日本各地で拡大し続けている、
子供がいない田舎の過疎化を、
本気で食い止めたい人達が協力すれば、
きっと、奇跡は起こせる。

 

終わり。

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