今時と前時代的

俺が今働いてる職場は、
乗り物の部品の製造と、
物流をしている会社。

そこで製造部の管理をしている。

製造も物流も、前時代的な仕事。

でも物流は、今も昔も必要不可欠。

今自分の周りにある物のほとんどは、
物流がなければ、ここにない。

物流は、人間でいう血液みたいなもので、
循環し続けなければ、
世の中は成り立たない。

その一方で製造は、一昔前から、
どんどん外国で作られてる。

俗に言う、産業の空洞化。

人件費等の費用が低い外国で製造した方が、
販売価格を抑え、利益を高められる。

それに伴い子会社も、外国に工場を作って、
仕事を進めて行くようになった。

もうだいぶ前からの話だけどね。

 

そんな前時代的な製造に関する仕事には、
カケラの興味も持てない。

もっと今時の、やりがいがあって、
自分らしさを発揮できて、適正もあって、
将来性もある仕事がしたい。

そんな今時の仕事は何か、考えてみた。

でも意外と思い浮かばなかった。

接客系も昔からあるし、今時っぽいIT系も、
今では当たり前過ぎるし。

クリエイティブ系等も、
イラスト作成やゲーム制作等、
範囲が広過ぎて、明確じゃない。

あえて言うなら、今時の仕事の代表は、
ユーチューバーかな(笑)。

好きなことをして、拡散して、
収入を得ることは、今時っぽい。

 

もうすぐ大学を卒業する彼女は、
ウェブ専門の求人広告会社で働き出す。

営業から広告制作までを、
一貫して行うらしい。

勤務地は名古屋で、
待遇やインセンティブが充実していて、
社会人として働くことを、
楽しみにしている彼女の姿が羨ましかった。

そういう風に、社員のモチベーションを、
高めるような社員制度って良いよね。

やる気って、凄く大事だから。

俺が働いてる会社には、
今時さもインセンティブも、何もない。

誰にでもできるような、前時代的な仕事。

社風は凄く良いし、皆良い人だし、
良い会社だとは思うけど。

やっぱり胸を張れるような仕事じゃない。

工場で働いているって、誰がどう見ても、
カッコイイとは思えないし、
尊敬されることもないし、
将来性があるようにも思えない。

とっくに廃れた業種なんだと思われる。

例え、管理職に就こうともね。

 

製造業を仕事としている人は、
決まりを守ることを重視する。

誰がやっても同じようになるように、
標準化も重視する。

ひたすらミスを恐れ、
責任を負うことを恐れている。

それは人間性が低くて、
人を機械のように扱ってるようで、
どうしても好きになれない。

 

きっと本当は、いるべき場所じゃない。

分かってる。

だからこそ、起業を決意したのもある。

その為には、頑張り続けていくしかない。

何をどう頑張ればいいのか、
分からなくなる時もあるけど。

時間の流れが早過ぎて、
やるべきことが多過ぎて、
全然前に進めなくて、
焦ったり、イライラする時もあるけど。

これで良いって思ってないだけ、
多数派の人達よりはマシだと思ってる。

理想の未来を思い描くことを忘れたら、
自分の人生を生きることはできない。

ほんの少しずつでもいいから、
前に進むんだ。

たった一度きりの人生だからさ。

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