試練の誘惑

冬のボーナスが支給された瞬間に、
退職届を提出しようと思ってる。

それが起業への新しいスタート。

やっと自分の進むべき道への、
勇気ある一歩を踏み出せる。

そんなことを思っていた俺に、
試練となる誘惑がやってきた。

その内容は、来年度(2018年6月)から、
今の会社で役職がつく可能性が、
とても高くなっていること。

 

今は管理業務担当者として仕事をしてる。

でも実質上は、中間管理職として、
色んな仕事をしたり、
責任者として扱われている。

ブラック企業だし、その内辞めるから、
あんまり気にしてなかったけど。

とうとう、役職につけることになりそう。

多分、係長か課長って肩書きかな。

 

別に肩書きなんてどうでもいいけど、
確実に昇給することになる。

「いくらくらい上がるんだろう」
っていう期待感もあるし、
「残業代がつかなくなるかも」
っていう不安もある。

今月の給料は、残業代だけで、
10万円以上もらったからね(笑)。

でも役職がつくってのは、
自分の努力や能力が認められた気がして、
嬉しい気持ちになる。

少しだけ、親孝行できた気にもなる。

 

それに対して起業は、
自分の力で収入を稼ぐこと。

決まった時間にさえ働いていれば、
決まった給料をもらえる会社員とは、
真逆の働き方と言える。

もちろん、起業に対するリスクは知ってる。

その上で夢を叶える為に、
勇気ある一歩を踏み出そうとしてる。

今までは会社への不満が沢山あって、
それが起業への後押しになっていた。

でも今回の役職に就く話は、
会社に留まらせる誘惑となる。

 

頭で考える計算と、心が感じる情熱。

今の会社に留まるか、起業するか、
双方にメリットとデメリットがある。

さて、俺が出す答えは?

 

続く。

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